今回のご紹介は、大分県佐伯市にある「本匠農産物加工所 匠(たくみ)(有限会社きらり)」さん。
「本匠農産物加工所 匠」さんでは、まんじゅうなどの各種和菓子や味噌、梅干し、らっきょうといった加工品を販売。
運営元である「有限会社きらり」さんは、佐伯市本匠(ほんじょう)の特産品である「因尾(いんび)茶」の加工や販売をメインに行っています。
地元の農業を活性化させるため、日々邁進!
(以下、本文中の説明では「本匠農産物加工所 匠」さん・「有限会社きらり」さんと分けて記載します。)
■高齢化に負けず、地域の農業や特産物を守りたいとの思い
「本匠農産物加工所 匠」さんは、20年以上続く加工組合。
スタッフの高齢化で解散の危機にあったところを、「有限会社きらり」さんが運営を引き受けました。
生産者主体の担い手組織として作られた「有限会社きらり」さんは、農作業の受託作業も行っています。
メインとして、特産物である因尾茶を生産組合から買い取り、加工や販売を実施。
地域の農業活性化のために活動しています。
■種類豊富なまんじゅう、梅干し、らっきょうなど、素材を活かした素朴なお菓子や加工品
「本匠農産物加工所 匠」さんで特に人気があるのは、よもぎもち!
本匠産のもち米を使用した、杵つきでコシがあるおもちに、香りが良い地元の手摘みよもぎを加えた一品です。
モチモチで、焼いてもおいしいそう!
そして、季節限定のくりもちも看板商品です♪
一つ一つ丁寧に鬼皮・渋皮をむき、蒸しただけの大きい栗をまんじゅうに乗せています。
つぶあんとの相性は絶妙。
例年10月〜3月ごろまでの販売が多いですが、栗の収穫量により終売時期は異なります。
また、蒸したさつまいもをつぶし小麦粉を混ぜて作る、大分県南部の郷土菓子「しんちょきもち」。
お店では「皮もち」という商品名で販売しています。
中にはあんこを入れ、さんきら葉を付けて蒸しています。
中身が見やすいよう思い切って葉をなくし、サイズも食べやすくしたのが「プチかわもち」。
彩り良く、よもぎや紫いも、かぼちゃを生地に混ぜています。中はいもあんとつぶあん♪
厳選したきめ細かな小麦粉を使用し、もっちり・ふんわりした生地に仕立てた、ふくらかし。
こちらも紫いも+いもあんやよもぎを使った、色鮮やかなものも用意しています。
このように素材の良さを活かした、素朴な和菓子がたくさん!
誕生餅や紅白まんじゅうなど、イベント菓子の注文も承っています。
他にも、梅とシソを塩だけで漬け込んだ梅干しや、長年受け継がれた製法でお酢と砂糖に漬けたらっきょう、佐伯産大豆・麦・麹で丹精込めて作った本匠みそなどの加工品を販売しています。
■希少な因尾茶を販売。アイデア商品の、茶葉が入ったカップも!
「有限会社きらり」さんで取り扱う因尾茶は、九州の一部地域でしか作られない「釜炒り茶」です。
釜炒り茶の生産量は、国内生産茶のわずか1%ほど。
茶葉を平釜で炒る釜茶製法で作られ、独特の香ばしさと、さっぱりとしたのどごしが特徴です。
因尾茶を活用した画期的な商品が、「リーフティーカップ」!
紙コップの中に、あらかじめ因尾茶がセットされています。
お湯を入れるだけで、急須で淹れたようなお茶が完成♪
2煎目・3煎目までおいしく楽しめるのもうれしいポイントです。
フィルターが付いているので、茶葉が浮いて飲みにくいということもありません。
使い捨てで片付けが簡単なため、農作業や会議にぴったり。
お弁当と一緒に味わうのも良いですね。
「本匠農産物加工所 匠(有限会社きらり)」さんの商品は、主に「道の駅やよい」「サンリブ」「ぐりんぽっけ」の直売コーナーで販売されています。
毎週金曜日には、市役所1Fロビーで販売を実施!
商品に興味を持った方は、これらの場所を訪れるか、直接予約して購入もできます。
また各種イベントへの出店情報などを、Instagramで配信しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
■店舗情報
店 名:本匠農産物加工所 匠(有限会社きらり)
住 所:大分県 佐伯市本匠小半1573-2
Googleマップ:こちら
電話番号:0972-56-5077(匠)
0972-56-5262((有)きらり)
Instagram:こちら