今回ご紹介するのは、大分県津久見市にある「奏(かなで)」さん。
スナックでは珍しい、手作りの日替わりおつまみを楽しめるお店です。
家庭的な料理と明るい雰囲気で、家で飲んでいるかのようにくつろげる場所♪
「奏」さんにしかない魅力を、たくさん聞いてみました。
■一人で行っても、オーナーさんやほかのお客さんと会話を楽しめる
オープンしたのは、2019年3月。
オーナーさんはずっと専業主婦をしていましたが、離婚を機に、お店を出そうと考え始めました。
小料理屋も検討していましたが、周囲の人に相談した結果、「ちょっとした料理を出すスナックにしよう」と決めたそうです!
スナックといえば薄暗いお店もありますが、「奏」さんは「家飲み」みたいにくつろげるようにと、明るい照明にしています。
席はカウンターのみのため、お客さんと向き合い、笑顔や接客、おしゃべりを大切に。
カラオケも置いていますが、会話を楽しむ人の方が多いよう。
中には、開店してから閉店時間までずっと滞在するお客さんもいるのだとか!それほど居心地が良いのですね。
横並びのため、一人で来た人同士でも仲良くなりやすいそうです。
■甘めの醤油をかけた豆腐など、おつまみを4種類盛って提供
料金は、おつまみがセットになって3,000円(ウイスキー類は金額が変わる場合があります)。
1人当たりの平均予算は、お酒のキープをしていれば3,000円、キープがない方は4,000円だそうです。
おつまみは、1皿に4品をきれいに盛り付けて提供します。
ほとんどの場合、そのうち1品はシンプルな冷奴です。
これは、「男の人はお豆腐が好き」という、オーナーさんの経験則からなんだとか♪
臼杵市のちょっと甘い醬油をかけた豆腐はとてもおいしく、好評です。
ほかの3品は日替わり。
創作料理のような品も多く、その日限りのメニューもあるかもしれません。
人気が高いのは、ポテトサラダやレンコンのきんぴら!
ファンの多いきんぴらは、常連さんが来る日に合わせて多めに作り、分けてあげたことも。
「奏」さんには市外・県外から出張で来る人も多く、家庭料理はとても喜ばれているようです。
■すべてはお客さんのために。レモン一つにもこだわる
お客さんの好みに合わせてハイボールに入れる、レモンにもこだわります。
「防腐剤を使っているものは、やっぱり心配ですよね。自分が飲みたくないと思うものは出したくない。
瀬戸内レモンを仕入れていた時期もありましたが、今は杵築市の農家さんが作る、無農薬レモンを使っています」と話します。
非常に香りが良く、ふだんハイボールを飲まない人でも、格段に飲みやすくなるほどだそう!
醬油やレモンなど、素材にまでこれほど気を配るスナックは、なかなかないのではないでしょうか。
お話を聞いていると、「お客さんに喜んでほしい」という、オーナーさんの細やかなホスピタリティが随所に感じられました。
手作りのおいしい料理を食べて、誰かと話して、日頃の疲れを癒したい。
そんな夜は、ぜひ「奏」さんを訪れてみてくださいね。
■店舗情報
店 名:奏
住 所:大分県津久見市中央町8-22
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営業時間:20時~24時
定 休 日:水曜日
電話番号:070-4720-1003
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